近視との関わり方
眼科の先生が、医師としての視点に加え、親の立場もふまえながら、日常生活で目を守るための工夫やアドバイスを紹介します。ご自身の目やお子さまの目を守るために、日々の生活でできる工夫や注意点としてご活用ください。
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東邦大学医療センター 大森病院
准教授
松村 沙衣子先生
- 生活習慣で気を付けていること
- 仕事でどうしてもパソコンなどの画面を見る機会が多く、どうしてもデジタル機器と接する時間が長くなっています。スマートフォンでの家族との連絡を取ったり、パソコンで仕事をしたりと、デジタル機器は日々の生活で必要なアイテムとなっています。そのことを理解したうえで、できるだけ意識して「目を休める時間」をつくり、遠くを見るなど、目に負担をかけ過ぎないように心がけています。
- 親として気にしていること
- 私は、子どもがスマートフォンを長時間使用しないように、また寝る前には使用しないように気をつけています。できるだけ目に負担をかけない使い方を日頃から意識し、スマートフォンの使用時間の設定機能を活用しています。また、画面と目の距離が近づきすぎた際には注意を促す設定も取り入れています。
- オルソケラトロジーについて
- オルソケラトロジーは、夜寝ている間に専用のレンズを装用することで、日中の視力を補う方法の一つです。近視への対応方法として知られていますが、すべての人に向いているわけではありません。レンズの扱いや定期的な検査が必要になるため、特徴や注意点を理解したうえで考えることが大切です。私は、患者さんにはメリットだけでなく、管理の必要性もしっかりお伝えするようにしています。
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CS眼科クリニック
院長
宇井 牧子 先生
- 生活習慣で気を付けていること
- パソコン作業や手術などで目を使う時間は多いこともあり、夜間にスマートフォンはできるだけ使わないようにしています。寝る前に画面を見ると、睡眠サイクルに影響し、睡眠の質が低下する可能性があるためです。睡眠の質を整えることは、目の疲れや日中のコンディションにもつながると考えています。そのため、夜は早めにデジタル機器から離れるように意識しています。
- 親として気にしていること
- 子どもが家で過ごす時間の中で、目に負担がかかりすぎないよう気をつけています。ゲームや動画を見るときは時間を決めたり、姿勢が悪くなっていないか声をかけたりしています。また、外で遊ぶ時間をできるだけつくるようにしています。毎日の生活の中で少し意識するだけでも、目を守るためにできることはたくさんあると感じています。
- オルソケラトロジーについて
- オルソケラトロジーについては、保護者の方から相談を受けることも多いです。日中の見え方を補える点に魅力を感じる方もいますが、毎日のケアや定期的な通院が必要になります。親の立場から見ると、続けやすさや安全に管理できるかどうかも大切なポイントです。実際に検討するときは、特徴や注意点をよく理解したうえで、無理のない方法かどうかを考えることが大事だと思います。
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オルソケラトロジー
の取り扱いガイド